近況その2

ゴールデンウィーク初日、いかがお過ごしだろうか。僕はといえば毎日のぐうたら生活と変わり映えなく、今日はまだ4月だと思っていた。

 

前回は退職し、一旦無職になるまでを書いた。今回は退職した後のことを書こうと思う。今回でも書ききれないと思うのでこの「近況」というタイトルはその3まで続く。

 

 

退職当日。最終日は午後休にした。それも当日に。部署の偉い人がすごい険しい顔をした。もうオフィスにいたくなかったのだ。自由になった。なんとなくお昼を豪勢にしたく、オフィスから歩いて行ける六本木のKINTANに行くことにした。オフィスから六本木への道を歩くのが好きだ。なんとなく、そわそわする。僕は東京出身だがおのぼりさん的感覚がある。都会に来るとなんだかテンションがあがってしまう。

 

 

店についた。周りは女性ばかりだ。一人で来ている客は僕と、もう一人もさい男性のみ。もくもくと食べ、食べ終わるとしばらくぼうっと携帯電話を眺め、それから店を出た。

 

 

それからなんとなく西麻布方面へ歩く。退職でなんとなくテンションがあがり、このまま帰りたくないなと思っていた。六本木から歩いて大きな坂を下り切り、交差点を渡るとHOBSON'S(https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13013690/)というアイスクリーム屋さんがある。

 

僕は土岐麻子という歌手が大好きなのだが、彼女のIce Cream Talkという曲に「真夜中3時西麻布のホブソンズ2階窓際子供の頃の特別だった今は気軽に来れるでしょ」という歌詞がある。これを聴いているとえらい感傷的になるのだが、行けるんだし行くしかあるまいと思い、行くことにした。

 

YouTubeに動画がなかった。Spotifyのリンクを貼るが、Apple Musicでも聴ける。ぜひ聴いてほしい。

open.spotify.com

 

 

店には客は自分以外、誰もいなかった。平日の昼間なのだから当たり前なのかもしれない。確かブルーベリーかなんかのアイスを購入し、2階へ。やはり誰もいない。歌詞の通り窓際の席に座る。店に面したそこそこ忙しい交差点を眺めながらアイスを食べる。近所の小学生たちとおぼしき男の子2人と女の子1人が何か遊びをしながらキャッキャして信号が変わるのを待っている。

 

制服着てるし、いいとこの学校に通ってて、いい家庭で育った子たちなんだろうなあ。そんな子たちもなんてことのない公立の小学校で育った自分がしていたような遊びをするんだな。もっと高尚な何かをするのかと思った。とか考えながらアイスを食べ切った。

 

 

携帯を眺めていたら以前に会ったことのあるツイッターのフォロワーが転職活動をしていて近くにいるから会おうという。ヒマなので会うことにした。

 

 

彼は散歩がしたいというのでついていった。どんどこ歩く。15時半ぐらいからスタートした気がするが港区をうろうろとし、橋を渡り、豊洲市場の横を抜け、なぜか大江戸温泉物語についていた。かなり遠回りをしたこともあり、15kmほど歩いていた。おかしい。

 

 

温泉でひと汗流した後、いそいそと無料のシャトルバスに乗り、品川へ向かう。焼肉を食べ、解散。家についてiphoneを確認したらこの日の総歩行距離は23kmほどだった。

 

 

 

カオスでしかなかった。僕は高いところが苦手なので有明あたりのどでかい橋を渡るのがめちゃくちゃきつかった。退職日の気分転換になってよかったような気がする。ありがとう某フォロワー。

 

 

思うままに書いていたら退職当日についてしか書いていなかった。これはその3では完結できないな…

 

 

さすがにアレなので次の記事もすぐ書くと思う…

 

 

 

今日の1曲

Bora Bora / Les Baxter

Les Baxterは1940年代から90年代まで活動した作曲家。スウィングジャズの発展に貢献した。96年に亡くなっている。この音源、最高すぎる。作業用BGM、一人で、誰かと飲むとき、寝る前、いつでも最高ではないか。

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