愛とは

働いてたバー解雇されたったwwwww

 

 

 

 

はい。今日は先月後半あたりから働いていたバーを解雇されるまでの話をします。

 

 

 

 

話は4月の頭に遡る。2月いっぱいをもって勢いだけで前職を退職した僕は、ゴールデン街のとあるバーで働いていた。

 

 

 

と、ここまで書いたところで気づいた。これ前の記事で書いたわ。コロナと当時のオーナーのお家騒動で前のバーはつぶれたのよね。

 

 

 

 

 

 

で、当時の店員をやっていた一人が浅草に物件を見つけて作ったのが今回話題にしようと思っている、僕が働いていた店。

 

 

 

6月頭にその人から突然連絡が入る。「浅草に物件取れそうだよ!もし取れたらいっしょにやろう!」

 

 

 

 

 

ほう……………

8/18 FNM@セラ ~「オイオイオイ」「死ぬわアイツ」「ほう、炭酸抜き ...

 

一等地っぽいやん。と思った。

 

 

 

というわけで退職してヒマになってしまっていた(各種勉強はしないといけないのだが)僕は店の手伝いをすることになった。まず店を開けるまでの準備、そして開店できたら店番、あとはwebマーケターとしての0→1をやる経験を積みたいということを伝えた上で、web周りを見させてもらうことになった。

 

 

 

ここから完全にアカン流れが始まってしまう…

 

 

 

 

 

 

 

開店までの準備期間、なぜか交通費、食費が自腹。そしてこの稼働の分の賃金とかもちろんない。さすがに聞いた。「そこらへん…出ないの?」答えが返ってくる。「個人事業主ってそういうもんでしょ。」いやスタッフの前の店への愛着を利用した不正義すぎだろ…と思った。このバーは以前のバーのシステムを引き継ぎ、スタッフは時給労働ではなくて業務委託契約にして成果給にしているのだ。まあ僕も前の店への愛着があるからここで辞めますは言えなかったんだけど…

しかしこれはほんの序章に過ぎない。

 

 

 

 

 

バーがやっと開店にこぎつける(保健所とか消防署の審査はガチ温情採点だった。それでいいかというとよくはないと思う。)。

 

 

 

 

 

最初の数日はオーナーのファンのお客さんでお店にそれなりに人が入る。しかし問題は最初の数日が終わった後だ。コロナが猛威を振るうことでまあ通りに人がいない。大体、開店直後だ。知名度がない。片道の電車賃700円超なので痛すぎるんだけどまじで電車賃出ないの…とオーナーに聞く。やはり返ってくるのは「個人事業主ってそういうものでしょ。」である。

 

 

 

 

 

いやそうだろうか…業務委託とて特定の営利組織のために労働してるわけで、電車賃出てもなんも不思議じゃないでしょとしか思えない。ここで気づくべきだった。「個人事業主ってそういうものでしょ。」というのは彼女の方便なのである。無意識に言ってると思うけどね。

 

どうやら彼女は前の店のオーナーを尊敬しているらしい。僕も彼と面識がある。彼はお家騒動で前のドル箱のような店をつぶしたかつ、深夜に電話で突然「今日で店を閉めます。」と言ってからのカスみたいな言い訳を並べやがったのを覚えているので、僕としては経営者としての資質がないなと感じている。

 

個人事業主ってそういうものでしょ。」は彼の口癖だったのだ。ここで役満でしょとしっかり思うべきだったね。フラグしかない。

 

 

 

 

 

ちなみに自分のいたバーの給与体系は、その日の自分がいたシフトの売り上げの4割をもっていっていいというものだ。完全歩合。店が繁盛してからならいいけどコロナが流行ってるかつ開店直後にこのシステムはなあ…というかんじがある。まあそれはいい。了解済みなので…了解済みだが、このうまみの大変うすい、半ばボランティアワークの中で店長が上からなのはいただけない。全然稼げない中労働力を提供してもらってるのに「それが個人事業主」とか、「あなたの実力だよ」はない。

 

 

 

 

で、給与の話に戻る。バーテンダーが同じシフトに2人いたら…?売り上げの4割を折半になる。超ううーん…というかんじだが、売り上げの4割をもらうというシステムを前提にするとどうしようもない。

 

 

 

…どうしようもないのだが、じゃあオーナーと2人で入ったときは…??

 

 

 

 

 

 

 

 

折半です☆彡

 

 

 

 

 

 

 

\( 'ω')/ウオオオオオアアアーーーッ!

 

 

 

 

 

 

 

いや馬鹿でしょ…それオーナー8割持ってってますやん…

 

 

 

これにはわりとブチ切れていた。他にも不正義はありまくる。

 

 

 

 

 

店では毎月、店に貢献できそうなことでなんか個人目標をたてることになっていた。一人の店員が、浅草食べ歩きマップを作りたいので食べ歩いてみて、よさげな店をピックアップしたり、ルートを考えたいと言い出した。

 

 

「店に貢献できそうなこと」である。この活動を通して店がうまみを享受するのだ。オーナーはさらっと、「〇〇君、個人事業主だとそういうのは確定申告のときに経費として申請できるからねー。」と言う。いやいやいや、オーナーであるあんたが利益を受ける活動なんだからあんたが金出せという話で…

 

 

 

 

 

 

ちなみにここで出てくる○○君は今年大学を卒業したばかりで新卒の経営コンサルの内定を蹴り、フリーのツアーガイドになるという選択をした猛者である。

 

 

 

 

 

 

よって、こういう悪い大人の発想にとっさに対応できない。自分がそこで一言いえばよかった。後悔している。こういうときに一言いってやれないとかここまでの社会人経験は何だったのかと思う。

 

 

 

 

 

 

他にもこんなことが。

このバーの物件、上にオーナー家族が住んでおり、その上彼らが非常に騒音に敏感。飲食業やるって言ってるんだからそれなりに音出るのは織り込み済みだろw などという大変な状況で、あんまりクレーム対応するのもきついということで騒音対策をすることに。ここで以前からよくしてくれるお客さんの一人の、普段は施工管理をやっているという方が対策を手伝ってくれることになった。ラッキーすぎる。

 

 

 

 

そしてそこになんとオーナーが近くで飲んでいて仲良くなったやはり店の内装などをやっている人が参加してくれることに。

 

 

 

 

 

そしてそして、オーナーが店のグッズとしてとりあえずTシャツを作って売りたいと言っていたところ、なんとオーナーが飲みに行った先でデザインをやってくれるというバンドマンの青年をつかまえてくる。オーナーは長いこと水商売をやっていた経験からなのか、生まれつきなのか、人たらしかつ引きがよく、そういう人をなんとかつかまえてきてしまうのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

それはいいんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

いいんだけどね。いいんだけどさ、7月いっぱいは彼らに店の酒、どんなものでも飲み放題としたらしい。んー、それ、僕のシフトのときに彼ら来たら売り上げにならないんだよね???

 

 

 

 

 

というのと、彼らに飲んでもらうのはいいけど、そういう店に貢献しようと思ってくれる人たちへの報酬ってやっぱ金であるべきなのでは。というね。彼らはこの条件でオッケーしてるわけなんだけど、だからって本当にオッケーではなくない?という。

 

 

 

 

 

「今は開店したばっかでどうしても払えるお金がないんだけどこういう条件でお願いできないですか?○○か月後にはお支払いしますね。」ぐらいあっていいでしょ。その間のつなぎとしての飲み放題ならわかるかつ、それはオーナーが一人のシフトのときに限定してほしいが…

 

 

 

 

 

 

要は店員と職人的な人たち、両方にリスペクトが足りないなあと思うわけ。しかもオーナーは水商売をずっとやってきた人なわけで、ああいう世界で不義理があったらそれって業界で死亡じゃんと思うので、そんな世界にいたオーナーがこれかあと余計思ってしまうのね。

 

 

 

 

 

 

あ、忘れてた。僕が度々つついているのにこの時点までオーナーは契約書を作っていない。いやそれで「個人事業主なんだから~」つってんのか…契約ちゃんと取り交わしてないのにこんなことを言ってるのである。方便でそういうことを言っていた証拠だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

という色々でかれこれ4、5週間、本人のいないところではブチ切れ続けていた僕だがついに今日を迎えてしまった。

 

 

 

 

 

今日の僕「おつかれさまでーす(店に入る)。」

 

 

 

オーナーがなんか常連さんと食べ物を前に写真とってる。どうやらインスタの映える写真の撮り方を研究していたらしい。それ自体はわかる。今の時代、インスタでいかに目立つかは飲食店には死活問題だ。

 

 

 

 

オーナーが口をひらく。「もしうまく写真が取れてもなかなか伸びるのも大変なんだよね。」

 

 

 

 

まあそうよなと納得する。で、ここで僕が「インフルエンサー使ったら?まあ1つぶやきで3万円ぐらいはするけどね…」と提案をする。

 

 

 

 

 

 

オーナー「うさぎくんが払ってくれるならいいよ。」

 

 

 

 

 

 

ファッ!?

 

 

 

 

 

 

 

オマエは何を言ってるんだ - BE AGGRESSIVE-BLOG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お前は何を言っているんだ』画像: 小ネタギャラリー

 

 

いやいやいやいや、今から殴り合いの喧嘩とかしたくないんですけど…

 

 

 

 

 

 

 

 

店のプロモーションになることにあなたがお金出すならいいよとか…

「冗談でもやめてほしいんだけど」と言ってみる。

 

 

 

 

 

 

個人事業主ってそういうものでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キタ━(゚∀゚)━!AA画像】キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!002【15枚】 : AA ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふざけんな!! - 煽り画像・ネタ画像・レス画像まとめ

 

 

 

 

いやほんと店の労働力をナメすぎでしょ…前の店のよさを知ってるからここがそうなってほしくて今クソ待遇で働いてるのなんでわからないんや…

 

 

 

 

 

 

で、もう一件ブチ込む。オーナーと2人で同じシフトに入ったときの給与についての不満は前述の通りだが、それを1週間ぐらい前のシフト終わりにオーナーにブチ撒けた。「そんなの小金だし店関係の支払いに消えちゃうよーw」とか言っていた。僕はその小金がめっちゃほしいので小金だと思うなら僕に渡してもらいたいのだが…

 

「ちょっと話そう」的なことを言われたが、ここまでの経験を踏まえ、「どうせ説得されちゃうだけだしいいよー」といってその日の売り上げの4割の半分を置いてその場をそそくさと出た。

 

 

 

 

 

 

 

次のシフト、やはりオーナーと一緒。しかしシフトの途中、オーナーがネットワーキングのためにほかの店に顔出してくると言ったときに、オーナーが「今日の売り上げはうさぎくん4割もってっていいよ。」と言い出す。???となった。意味が分からない。

 

 

 

 

 

 

 

そして次のシフトもやはり4割もらえた。といっても客が入らな過ぎて1000円だが…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は、僕が金をもらえればそれでいいわけではない。システムが公平になってほしいので突然4割くれるようになった理由を説明してもらわないといけない。もしかして他のバーテンダーは同じようには支払われていないのでは?と思ってそこも続けて聞いてみた。

 

 

 

 

 

 

オーナーが答える。「めんどくさかったから。」オーナーが続けて言う。「辞めていいよ。今すぐ帰っていい。」

 

 

 

今正論で刺されてるのに耐えられなくなっちゃっただけじゃん…

 

 

 

 

さすがにここまでいろいろやらかしといてこれはないなあと思う。ただ、僕もビビりなのでこれ以上ヒートアップするのはやだなということでとりあえず今までナアナアになっていた必要経費の請求だけしてすぐに店を出る。「じゃ、お疲れ様っす!」と爽やかに挨拶をして店を出た。

 

 

 

 

この直後、他の店員に電話をして直近でオーナーと入ったときの給与は折半だったか確認する。やはり折半だったらしい…呆れるクソ不正義である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はできなかったけど、周りの店の人に退職しちゃったんですって挨拶してまわらないとなあ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の一曲

Feel Like Makin' Love/ D'angelo

言わずと知れた名曲。歌詞も曲もエッチすぎひんかw 大学に入った後、新歓でブラックミュージックを中心に演奏するサークルが演奏しているのを見て虜になってしまった。いやもうエッチすぎ。

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